11月14日 月曜日、東西医学統合医療センターでは、今年2回目となる視覚障がい者を対象とした鍼実技のオンライン授業を実施しました。3年前より始まった福岡高等視覚特別支援学校との高大連携の取り組みで、資格を有する研修科学生を対象に、オンラインで実技や多職種カンファレンスを行っています。今回は、本学医療センターが推進している頭痛に対する新しい鍼治療である、後頭部C2末梢神経野鍼通電療法を課題としました。対面の授業は手を取りながら行いますが、オンラインではそれができないため、微妙な感覚を伝える事が難しいです。しかし、回を重ねることで、教授者は伝え方を、学生はイメージを技術として再現できるようになってきます。今後も、回を重ねながら、これらのノウハウを集積して、視覚障がい者の実技やリカレント教育に寄与したいと思います。