5月24日 火曜日、東西医学統合医療センターでは令和4年度第1回目となるつくば鍼灸研究会を開催しました。本研究会は、地域の鍼灸あん摩マッサージ指圧師をはじめとする医療関係者ととともに、知識の習得と技術の向上を目的として当センターの開設時から継続して開催しています。最近は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインを活用していますが、そのおかげで地域のみならず県外の参加者も増えています。今回は「緩和ケアについて～コミュニケーション技術を含めて」と題して、水戸済生会総合病院緩和ケア内科の高久 秀哉先生に講義をしていただきました。緩和ケアの概要に加え、患者さんとのコミュニケーションの取り方や鍼灸あん摩マッサージ指圧の可能性についてもお話ししていただきました。当日は、北海道や九州など日本全国からおおよそ60名が参加しました。講義後は、質問の他、県内で開業されている視覚障害を有する鍼灸あん摩マッサージ指圧師から体験した事例の紹介がありました。

今年度は全5回、オンラインによる開催となります。興味がある方は、アドレス"hinata※k.tsukuba-tech.ac.jp"（※を@に変更してください）へご連絡下さい。