学部?大学院
体育館の配慮
アリーナ壁のクッション
体育館アリーナの壁は、ドア部分は覆うことが出来ていませんが、柔らかいクッション入りレザーで出来ています。誤ってぶつかった際に、怪我をする可能性を下げるためです。
四隅のスピーカー
体育館の四隅には、スピーカーが設置されています。このスピーカーから音楽を流すことで、音の方向や強さを頼りに壁の位置を知ることができる仕組みです。これを利用して、インラインスケートなどで体育館内を周回して楽しむ学生もいます。
周囲の床材と傾斜
全周に亘って壁面の側の床材は、板張りではなく別の材質を使って仕上げています。これにより、足の感触で壁が近づいたことを認識できる仕組みです。また、ボールなどが周囲で止まらない目的で内側に向かって傾斜がつけられていますが、この傾斜も壁の認識に一役買っています。
床のライン
一般的な体育館は、様々な競技のラインが重ねて引かれることもありますが、春日キャンパスの体育館は、見やすいようにフロアバレーボール用のラインだけ引かれたシンプルなものです。他の競技を実施する際には、ビニール紐を敷いた上にテープを貼るなどして触覚でも認知できるラインをその都度引いたりします。
プールの床面
プール周辺の床は、通常の誘導ブロックだと裸足なので危険です。そこで滑り止め加工を用いて、タイル地の場所と区別できるようにしています。また、黄色い滑り止めテープなどを利用して、コントラストの高い誘導マーカーを実現しています。
プールのスタート面?ゴール面
プールのスタートとゴールの内壁面も、アリーナと同様ぶつかった場合に出来るだけ怪我をしないように、柔らかい素材のものを吊るしてあります。